プラトー・ド・フロマージュの感動
2007年ブルゴーニュのムルソー村にあるオーベルジュでのランチ。
メインのお料理が終わって、幸せなお腹をさすっているところに・・
大きなワゴンが”カタカタ”と音を立ててやってきました~~♪
熟成状態ばっちり、25種類以上並んだフランスチーズたちですー♡
この時私は、1999年のロワールでの出来事を思い出しました。
渡仏は3回目その時訪れたディナーのレストランで、
初めて、これと同じように豪華な「プラトー・ド・フロマージュ」に出会い、
現地でお世話になった奥村さんという素敵な女性ガイドさんが、
ひとつずつチーズの名前を説明してくださったのでした。
何にも知らなかった私は、いたく感動。。
その時、「ああ・・いつかチーズを学んで、チーズをわかるようになりたい・・」と
強い憧れを抱いたことが、チーズを学ぶ最初のきっかけでした(^^)
2003年から、都内ワインスクールのお手伝いをさせて頂いていましたが、
2005年に一念発起、猛勉強して「チーズプロフェッショナル」の資格を取得。
資格取得後も、様々なチーズセミナーに出来る限り通い、知識を蓄えました。
その甲斐あって、所属していた恵比寿のレコール・デュ・ヴァンで、
「チーズコンシェルジュ講座」というスクール初のチーズ講座を立上げることができ、
最初はワインの講師だったのに、いつの間にかチーズ講師としてのほうが
居心地が良くなっていた時期が、2010年ワインサロン起業時まで続いたのでした。
そんな最中の2007年に出会った「プラトー・ド・フロマージュ」です。
この時、チーズの名前や産地、味わいの特徴などが瞬時に分かり、
同伴者たちに説明することができて「ほんとうに嬉しかった^^」
成長した自分に感動(苦笑)したことが忘れられません。
いくつか人生の転機がありますが、
チーズに目覚めたのは「この時だった」と、はっきりと想い出されます。 MIYOKO.W